京響定期終わりました
京響定期・ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」終了いたしました。
反省はいろいろとありますが、まずは務めを果たすことができほっとしています。
7月、8月と希有な経験を二度もさせていただき、特別な夏となりました。
関係したすべての方々に感謝いたします。
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京響定期・ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」終了いたしました。
反省はいろいろとありますが、まずは務めを果たすことができほっとしています。
7月、8月と希有な経験を二度もさせていただき、特別な夏となりました。
関係したすべての方々に感謝いたします。
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昨年夏に体調を崩し、治療と静養の後、9月より新国立劇場「ピーター・グライムズ」の立ち稽古に参加いたしましたが、再度の体調の悪化により、長期にわたる治療と静養が必要となりました。そのため、各方面に多大なるご迷惑をおかけしたことを、大変遅ればせながら心よりお詫び申し上げます。
お陰様で体調は回復し、母校・東京音楽大学での勤務をはじめ、演奏のお仕事、合唱指導のお仕事等、それぞれ復帰をいたしております。
目下新国立劇場オペラ「夜叉ヶ池」の立ち稽古に通っております。自らの体調管理によりいっそうの万全を期し、ご迷惑をおかけすることのないよう、毎日を送ってまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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新国立劇場「ピーター・グライムズ」の立ち稽古は、私が合流してから三日目です。少しずつウィリー・デッカーの演出が形になりつつあります。
さて、私は6月に体調を大きく崩してしまい、治療と静養に専念するよう医師より指示されました。
そのため、7月から8月にかけてのいくつかの演奏会、および私が通っている合唱団の指導のキャンセル、さらには日生劇場「メデア」の降板をせざるをえなくなってしまいました。関係者の方々には大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。まことに申し訳ございませんでした。
しかし、現在は体調を回復することができ、「ピーター・グライムズ」より仕事に復帰させていただいております。
今後は、自らの体調管理によりいっそうの万全を期し、ご迷惑をおかけすることのないよう、毎日を送ってまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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昨晩、「ピーター・グライムズ」アンサンブル音楽稽古終了。
そして明日からは立ち稽古が始まる。
音楽稽古を通じて感じたことがいくつかある。
一つは、メロディが英語の語感と実にマッチしていることだ。
ゆえに、発音になれてくると、とても歌いやすいのだ。
もちろん、英語の発音はそう簡単にマスターできるものではないが、
音楽が助けてくれる箇所がいくつもある。
ブリテンにとって初めてのオペラにもかかわらず、
彼の非凡な才能が早くも発露している。
第二に、オーケストラの奏でる音楽が、単に写実的ではなく
とても絵画的で、たとえ舞台となるオールドバラの風景を知らなくとも、
いろいろな情景が想像しやすいということである。
4つの間奏曲が独立した作品として
コンサートで演奏されることがあるが、
十分納得できることである。
第三に、作曲にあたって、演技の「間」がよく考えられていることだ。
そしてこの「間」を自然にするために、さまざまな様式が使われ、
見事に有機的に結合している。
今回、この素晴らしい作品を演出するのはウィリー・デッカー。
私は二期会「イェヌーファ」、新国立劇場「軍人たち」で
彼の演出を経験している。
作品がどう深化していくのかとても楽しみである。
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皆様ご無沙汰いたしております。
今年は松が明けて以来、二期会「サロメ」の音楽稽古、
そして立ち稽古に専念してまいりました。
二期会としては三回目、私自身は二回目となる、
ペーター・コンヴィチュニー氏との共同作業は、
いかに演技を自然なもの、かつ説得力のあるものとするか、
また単なる再演ではなく、「東京プレミエ」として、
コンヴィチュニー氏自身の、オランダ初演の演出に対する
「自己検証」の場でもありました。
明日はいよいよ東京都交響楽団の皆さんとのオケ合わせとなります。
マエストロ・ショルテスは、情熱的かつ緻密な音楽創りをなさる方。
明日のリハーサルが楽しみです。
今回の公演は、単なる、コンヴィチュニー氏を売りにした
「お祭り」ではありません。
氏自身、日本人だからといって、一切手抜きはなさっておられません。
むしろオランダ初演よりもさらに上のレベルを求めていらっしゃいます。
また、日本人のみのキャストで、どこまでリヒャルト・シュトラウスの
音楽の真髄に迫れるか、またオペラと演劇のボーダーを越えた
「ドラマ」をどこまで作り上げられるかという、挑戦の場です。
ぜひこの「挑戦」を、一人でも多くの方にご覧いただきたいです。
チケットはこちらでもご用意いたします。どうぞこの機会をお見逃しなく!
東京二期会オペラ劇場「サロメ」
指揮:シュテファン・ショルテス 演出:ペーター・コンヴィチュニー
私の出演は… 2011年2月22日(火)19:00 2月25日(金)19:00 於:東京文化会館(上野)
詳細は東京二期会ホームページをご覧ください。
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かつての恋人がニューヨークのメトロポリタン歌劇場で、アルファーノのーオペラ「シラノ・ド・ベルジュラック」を観て、えらく感激して帰国した。その時以来、ずっと気になっていた戯曲だ。
数年前、東急文化村で緒形拳さんが一人芝居でなさったのだが、スケジュールが合わず観れなかった。
月日は過ぎて、今年になり、演劇集団キャラメルボックスがこの作品を取り上げるとメルマガで知った。どうしても観たくてチケットをゲットした。
この9月は猛烈な忙しさで、いくつかの観劇を諦めたが、今日はなんとか時間ができたので、俳優座劇場へと足を運んだ。
大きな鼻ゆえ、常にコンプレックスを持ち続け、類まれな文才を持ちながら、好きな女性に告白できなかったシラノ・・・・。
この作品を、「踊る」キャラメルボックスが(キャラメルボックス本公演では、必ずダンスシーンがある)どう観せるのだろうと興味津々だった。
今回はダンスシーンはさすがになかったが、ラップ風の台詞回しがあり、そこではダンスも披露された。しかし、基本的には直球勝負のストレートプレイ。原作を約2時間に刈り込んだ分、作品の本質と良さがよりストレートにつ伝わってきた。
日本最年少であろう、シラノを演じた阿部丈二さんは、コミカルな持ち味を発揮しながらも、シラノの悲哀を見事に体現した。
また、ゲストの阿部哲子さん(元日本テレビアナウンサー)も、培った滑舌の良さを活かして健闘していた。
自らの口からは決して愛の告白をせず、あくまでもクリスチャンが愛していたのだと貫き通したシラノの姿に、涙が止まらなかった。久々に芝居で大いに泣いた。
そして幕切れ、シラノが死ぬ直前に発したことば、「天国へ持っていくのは…心意気」という台詞に、また涙が溢れた。そこに、8月15日に亡くなった父の姿が重なったからだ。
父は、胆管ガンと診断されてからも、「松本へいくのだ!(私が関わっていたサイトウ・キネン・フェスティバル)」と言って、最後までガンと闘い、「自分がしっかりしなければ、淳は仕事ができない」と意思を貫き通した、父の「心意気」と重なるものがあったからだ。
父が亡くなり、生きるので精一杯だったこの9月、月末に素晴らしい芝居が、私の心を真に癒してくれた。キャラメルボックスの爽やかな雰囲気も、私にとっては幸いだった。
ユマニテとは、私が10年来通っている合唱団のこと。一橋大学と津田塾大学のインカレの合唱団で、最近はニ大学以外の学生も参加するようになった。四学年で百人近くのメンバーを有する立派な合唱団となった。
そのユマニテで最近うれしかったこと…
・学生がアフターへ行きましょうと誘ってくれた。それも飲み屋へ!…お酒はなしだったが。
・なかなか手に入らない「じゃがポックル」を見つけたら、嫌な顔一つせず私に分けてくれた。
・私が帰ろうとするとき、とある四年生が「駅までお送りしましょう」と、荷物を持って一緒に来てくれた。
今までも、学生の優しさを何度も受けて来たし、最近のことが特別というわけではない。
でも、ここ数回の練習で受けた優しさは、特別に我が身にしみた。無性にうれしかった。
歌い手として、自ら舞台に立てることは、何物にも代えがたい喜びである。
でも、それと並行して合唱団での仕事を続けているのは、こうした瞬間に出会えるからである。これは、指揮すること=他の人々と共に、あるいは他の人々の力を借りて音楽を創造する喜びとは全く違うもの。人間どうしの触れ合いがもたらす至上のものである。
これからも縁があるかぎり、誠心誠意、自分を音楽を磨き、音楽を磨く。また自分をごまかさずメンバーと向き合っていきたい。そうすることで、またこうした場面に出会えると信じている。
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TBS情報7Daysで、都立深沢高校和太鼓部のドキュメントをを見る。
「素晴らしい演奏の仕方を教えるのではなく、素晴らしい人が素晴らしい演奏をするということを伝える」…顧問の先生の言葉。
大学合唱団、音大専攻生を教える我が身に響くドキュメントだった。
良い人が良い音楽を奏でるのだ!
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ぶれない人が最後には残る・・・・NEWS ZEROでの星野仙一氏の言葉。ぶれないで生きていくのが難しいのです・・・・。
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