フォト

コンタクト

  • メールアドレス:
  • 誕生日: 1970年 7月 3日

1行紹介

クラシックの声楽家(テノール)です。合唱指揮やヴォイストレーニングも行っています。

自己紹介文

東京音楽大学卒業、同大学院修了。
’95年ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院夏期アカデミー修了。
二期会オペラスタジオ第43期マスタークラス修了。修了時に優秀賞を受賞。

オペラでは、確かな歌唱力と巧みな演技力で公演の成功に大きく貢献している。特に近現代の作品での活躍はめざましく、多くの日本初演にかかわっている。
大学院在学中に、『魔笛』タミーノでデビュー。以後、宗教曲他のソロと並行して、リリックな役でキャリアを重ねるが、’99年大阪音大ザ・カレッジハウス管定演『サロメ』のヘロデを歌い、新たな境地を開いた。
’01年以降は、邦人作品を含め、オペラへの出演が急速に増える。日生劇場『泣いた赤鬼』、読売日響創立40周年記念『パルジファル』、東京室内歌劇場『卒塔婆小町・女の平和』、『インテルメッツォ』、サントリーホール・ホールオペラ『カルメン』、『トスカ』、びわ湖ホール・神奈川県民ホール共催『ばらの騎士』他への出演に加え、小澤征爾音楽塾『こうもり』では、'08年サイトウキネン・フェスティバル『利口な女狐の物語』、'10年同『サロメ』のカヴァーキャストを務めた。
最近では、'08年びわ湖ホール・プロデュースオペラ『サロメ』ヘロデ役、東京芸術劇場シアターオペラ『イリス』(マスカーニ)オオサカ役で、'09年びわ湖ホール・プロデュースオペラ『ルル』、東京交響楽団定期演奏会『ブロウチェク氏の旅行』、'10年サントリー芸術財団『パン屋大襲撃』、'11年東京文化会館開館50周年記念『古事記』でいずれも好評を博している。
特に'11年には、第57回プッチーニ・フェスティバル(イタリア)で『蝶々夫人』ゴローを歌い、その模様はNHKテレビで放映されただけでなく、ドキュメンタリー映画としても上映された。
新国立劇場には’02年小劇場『賢い女』で初登場し、’03年には『ホフマン物語』にアンドレをはじめとする四役で出演し、縦横無尽の演技と高度のフランス語歌唱で絶賛された。
以後、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』、『魔笛』、『こうもり』、『さまよえるオランダ人』、『タンホイザー』、『ばらの騎士』、『軍人たち』、『ラインの黄金』、『ムツェンスク郡のマクベス夫人』、『蝶々夫人』、高校生のための鑑賞教室『蝶々夫人』、『アンドレア・シェニエ』、『サロメ』、こどもオペラ『スペース・トゥーランドット』、バレエ『カルミナ・ブラーナ』に出演している。
さらには、’05年『ルル』(アルヴァ)、’06年『コジ・ファン・トゥッテ』(フェッランド)でそれぞれ急遽代役として舞台に立ち、公演の成功に大きく貢献した。
二期会では、’01年『ホフマン物語』でデビュー。以後欠くことのできないテノールとして、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『ポッペアの戴冠』『カルメン』『エジプトのヘレナ』『イェヌーファ』『魔笛』『天国と地獄』『マクロプロス家の事』『ナクソス島のアリアドネ』と出演を重ねている。また’06年『皇帝ティトの慈悲』表題役、'11年『サロメ』ヘロデ役で、いずれも演出家P.コンヴィチュニーの高い要求に応え、各方面から好評を博した。

コンサートでは、’96年外山雄三指揮仙台フィルおよび神奈川フィル「第九」で本格的にソロ・デビュー後、国内外の著名指揮者の下、国内主要オーケストラの定期演奏会他に出演。ベートーヴェン「第九」をはじめ、バロックから現代に至るまで、宗教曲や演奏会形式によるオペラなど、幅広いレパートリーを歌っている。
’98年には、ネーデルランドフィル「カルミナ・ブラーナ」でアムステルダム・コンセルトヘボウの舞台に立った。以降も’99年J.フルネ指揮大阪フィル/モーツァルト「レクイエム」、’00年外山雄三指揮大阪フィル/ストラヴィンスキー「エディプス王」(演奏会形式)、’01年国技館5000人の「第九」演奏会、同年JMJ青少年音楽祭「第九」、'05年愛知万博『グレの歌』、'10年H.スダーン指揮東響/ブルックナー「テ・デウム」、同年読売日本交響楽団「第九」演奏会、同年東急ジルベスターコンサートに出演し、いずれも好評を博している。
特にオルフ「カルミナ・ブラーナ」では個性的な歌唱が高い評価を得ており、数多くの演奏を重ねている。’03年小林研一郎指揮日本フィル、’06年D.ボストック指揮東京佼成ウィンドオーケストラ、'09年高関健指揮札幌交響楽団の演奏がいずれもCD化されたほか、’04年Y.テミルカーノフ指揮読売日響の演奏は日本テレビ系でも放映された。
さらにG.アルブレヒトの厚い信頼を得て、’01年M.グルリット『ヴォツェック』(日本初演)、’03年ヘンツェ『午後の曳航』(世界初演)、’04年ヤナーチェク『運命』(日本初演)と、読売日響の定期演奏会に客演を重ねた。特にヘンツェでは、マエストロの指名により登の役で出演、難易度の高い音楽を巧みな心理表現によって演奏し、各方面より高い評価を得た。この演奏により’06年夏には、アルブレヒト指揮RAIトリノ放送響と共に、ザルツブルク音楽祭、ベルリン、トリノでこの作品を再度歌い、各地でスタンディング・オーベーションを受ける成功を収めた。

さらには、NHK-FM名曲リサイタル、特集オーディオドラマ「服部良一のモモタロウ」、TBS「地球!ジオグラTV」、「筑紫哲也NEWS23年末スペシャル」など、放送関係への出演も増えている。
’10年には二期会ゴールデンコンサートにおいて、デビュー後初のリサイタルとして、シューマン「詩人の恋」、R.シュトラウス、ワーグナーのオペラ・アリアを歌い、キャリアにおいて新たな一ページを記した。

一方で、合唱指揮およびヴォイストレーナーとしての活動も積極的に行っており、これまで東響コーラス、仙台フィル合唱団、長岡市民合唱団、見附アルカディア混声合唱団、武蔵野合唱団、戸塚・船橋・川崎・平塚・須坂での市民参加によるベートーヴェン「第九」、埼玉県富士見市・キラリ☆ふじみオペラ合唱コンサート、長野市民会館「響つないで」プロジェクト、青少年音楽日本連合(JMJ)他、多数の合唱団で指導を行い、大きな成果をあげている。
また、合唱団における指揮も回を重ねており、いずれも成功を収めている。
常任指揮者を務める東京労音合唱団では、定期演奏会をはじめ、’06年ロシア民謡フェスティバル大音楽会、’07年第5回大阪第一合唱団・東京労音合唱団ジョイントコンサートを指揮し、特にジョイントコンサートでは、大阪の聴衆から好評を博した。
’96年以来指揮者を務める、一橋大学津田塾大学合唱団ユマニテでは、毎年12月の定期演奏会をはじめ、’04年東京大学法学部緑会合唱団・一橋大学津田塾大学合唱団ユマニテジョイントコンサート2004合同演奏におけるプッチーニ「グローリア・ミサ」、’06年東洋大学混声合唱団・東京大学法学部緑会合唱団・一橋大学津田塾大学合唱団ユマニテジョイントコンサート2006合同演奏におけるモーツァルト「戴冠ミサ曲」を指揮している。
さらには、’03年東京六大学混声合唱連盟第45回定期演奏会におけるオルフ「カルミナ・ブラーナ」(抜粋)での成功も忘れることはできない。

東京音楽大学非常勤講師
二期会会員
東京室内歌劇場会員
日本演奏連盟会員、
日本フィルハーモニー協会合唱団指揮者
東京アカデミッシェカペレヴォイストレーナー
Aeolian Vocal Serenadars ヴォイストレーナー
東京楠声会ヴォイストレーナー。

興味のあること

鉄道、グルメ探訪、温泉めぐり、観劇(芝居)、読書